20200306 paper.pdfへのコメント by 塚田
まず全体的にかなりスッキリして、ずいぶん読みよやすくなったよ。まだ少しコメントを加えたい箇所をリストします。
各項目にふられている番号が、原稿内の青線の番号と対応してます。
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0a : 全体的に"new method"に冠詞がないので、全て"the new method"に変えて。あと他にも"a/the"が抜けてないか、ダブルチェックお願い。 -
0b : 青で示すの忘れたけど、イントロの"The field of GWs and EM waves observations is called Multimessenger astronomy." は厳密には正しくなくて、multimessenger astronomyは電磁波とニュートリノの同時観測でも言えるので、より一般的な定義に変えるべき。例えば"The coordinated observation by different means of astronomical signals, for example, GWs and EM waves is so-called multi-messenger astronomy"とか。それかそもそも、multi-messenger astronomy自体を持ち出さないとかもあり。 -
1 : そもそもこれはどういう意味かな?「重力波天文学が物理学の中でさらに重要な位置を占めるようになる」という感じなら、"GW astronomy is expected to play a more important role in physics."とかかな。 -
2 : これもどういう意味で言いたいのか、わからない。。。
あと論文内で"we"と言った時は、一般的に著者のことを指してて著者の行った研究内容を述べる時に使われるべきで、ここでの"we"はおそらく一般的な人々を指してると思うんだけど、その時は"one"を使うといいと思う。それか、二文あとの修正した"a detection pipeline requires ~"のように非人物を主語にするとかがいいと思う。
最後に、texファイル見てみると"100s"で\unit
っていうコマンドを新たに定義しているけど、siunitx
というパッケージを使うと体系的にできるからいいと思う。参考までに、https://medemanabu.net/latex/siunitx-package/ -
3 : このlatencyの根拠になる文献を引用すべきなんだけど、何を引くかはkippと話してください。おそらくgracedbのページを引くべきなのかな。 -
4 : 間違えだから、無視して。 -
5 : 暗に仮定しているのが、データの中に \tilde{h}{GW}[k] があることなので、それについて触れるか説明すべき。 $$h{GW}$$ についてはすぐ下に触れられてるけど、このnotationに従うと何故だか自然とg_{GW}[k]が出てくるように見える。 -
6 : 四角かっこの大きさが別行だてのせいで左右であってない。おそらく
\left[ ... \right.\\
\left. ... \right]
としてるからだと思う。 無理やり合わせるために、
\Bigl[ ... \right.\\
\left. ... \Bigr]
とすればいいと思う。\Biglとかはコマンド変えて大きさ微調整できるから、今の大きさに合うのを見つければいいから。 -
7 : 数字やギリシャ文字に脚注の印を付け足すと、累乗に見えて紛らわしいから文の表現を変えてそうならないようにしてみて。(これはKippに言われたこと) -
8 : "how much likely our method localize GW"に7と書いてあるけど、これが8です。これ厳密に何を言っているか微妙。Fig.1をみる限り「どれくらい正確に位置特定をできるか」でいいと思うから、"how accurately our method localizes a GW source"でいいと思う。もし違うことを言いたいのならば、教えて。
Edited by Takuya Tsutsui